PDFとは何？スマホでPDFを見る方法

こんな人に向けての記事です。

今回はスマホにおけるPDFの役割とPDFを見る方法を紹介します！

スマホでインターネットを見ていると、「PDF」という言葉をよく見かけます。

このPDFが謎です！

● PDFの謎

スマホを使っていると、PDFってやたら出てくるんですよね・・・。これはなぜか？

PDFとは「Portable Document Format」の略称で、Adobeが開発した文書ファイルフォーマットです。文書系のアプリではマイクロソフトの「WORD」が有名ですね。「WORD」も文書ファイルです。PDFもWORDと似たような文書ファイルです。

では、なぜPDFが広く使われているのか？

一番の理由は「PDFが基本的に無料だから」です。

例えば、マイクロソフトの「WORD」は1万円強します。それなりにコストがかかります。しかも「WORD」で作った文書ファイルは「WORD」を持っている人しか見ることができません。しかし、PDFは「見るだけ」であれば無料なのです。だから誰でも見ることができます。お金を払う必要がありません。

PDFを見ることができるスマホのアプリはたくさんあります。

これら全て無料ですからね。

PDFは無料で見ることができてスマホのアプリが豊富というのが、広くPDFが使われている理由の１つです。

PDFに関して、「なぜPDFにするの？」という疑問もあります。

例えば、コロナ給付金の詳細が知りたくて自治体のWEBサイトを見ます。でも「詳細はPDFを参照してください」と書いてあり、PDFになっています。自治体、学校、企業の多くが最新の情報公開をPDFにしています。

「なぜ？」と思いますよね。普通のWEBページにしてくれた方がこちらとしては見やすいです。ブラウザのまま見ることができるので。でも何でわざわざPDFにするの？

これは運営側の事情で、PDFの方が作りやすいからです。

例えば、自治体がコロナの情報をWEBサイトにのせるには、業者に依頼しないといけません。「どんなページにするのか？デザインは？コンテンツは？」など、調整するのに時間とお金がかかります。しかも業者が作成するのにも時間がかかります。お願いしてから１日、２日というのは現実的に無理です。

でもすぐにのせたい！こんなときにPDFです！

例えば、自治体の担当者がPDFで文書を作成します。これを業者に送付すればすぐにWEBサイトに反映してくれます。PDFをWEBサイトに追加するだけであれば軽作業なのですぐに対応してもらえるのです。自治体によってはその程度であれば自前でやっているところもあります。

つまり、WEBサイトのページを追加するよりPDFの方が安くて早い！

のです。

● PDFが広く普及している理由まとめ

だから自治体も学校も企業も最新の情報をPDFにしているのですね。

次に、スマホでPDFを見る方法を紹介します。

iPhoneの場合は何もしなくてもそのままブラウザでPDFを開くことができます。Androidは別途アプリが必要です。

AndroidではGoogleの有名なPDFビューワー「Google PDF Viewer」をオススメします！

スマホのブラウザでWEBサイトを見ます。PDFのリンクを開きます。

PDFを開くアプリを選択します。先ほどインストールした「Google PDF ビューア」を指定します。

これでスマホでPDFを開くことができました。

以上、「PDFとは何？」「スマホでPDFを見るには？」でした。