Google レンズの使い方について。
こんな人に向けての記事です。
- 本の価格をスマホのカメラで調べたい
- 紙の資料からテキスト文字を抜き出したい
- 建物の名前・歴史が知りたい
- 植物の名前が知りたい
今回はGoogle レンズの使い方を紹介します!
Googleレンズの使い方
Googleレンズとは?
商品・本・建物・植物の名前が知りたい場合、インターネットで検索したり、図鑑で検索するのはとても時間がかかります。グーグルの検索はとても優秀ですが、写真から検索することはできませんからね。
でも、Googleレンズを使えばすぐに名前がわかります!
例えば、スマホのカメラで建物の写真をとるだけで、すぐに建物の名前がわかります。名前だけでなく、住所・歴史などもすぐにわかります。もちろんGoogle レンズは無料のアプリです。
● Googleレンズでできること
- 本の価格・口コミがすぐにわかる
- 写真から文字を抜き取る
- 料理の名前がわかる
- 商品の名前がわかる
- 建物の名前がわかる
- 植物の名前がわかる
それではさっそく、Google レンズを使って商品・本・建物・植物を調べてみましょう!Googleレンズを使い方を説明します。
Googleレンズをインストールする
最初にGoogleレンズアプリをインストールしていない場合はインストールしてください。
ここではAndroidで説明します。iPhoneも操作性は同じなので参考にしてください。
「Playストア」をひらきます。
検索ボックスに「れんず」と入力します。
「Googleレンズ」が候補に出てくるのでタップします。
「インストール」ボタンをおします。
「OK」をおします。
これで、Googleレンズをスマホにインストールすることができました。
本をしらべる
まずはGoogleレンズで本の口コミを調べてみましょう!
Googleレンズをひらきます。
カメラで本を読み取ります。下にある「検索」ボタンをおします。
この本のタイトルと検索結果が表示されました。下に表示されるAmazonのリンクをひらけば口コミを見ることができます。
これでこの本の値段や口コミをすぐに調べることができます。
文字を抽出する
Googleレンズには商品を調べるだけでなく、OCRのように文字を抽出する機能もあります。
カメラで読み取りたい箇所をうつします。例えば、この本の一部の文字をコピーしてみます。
コピーしたい箇所を指で選択します。選択すると青色になります。開始~終了までを選択します。この状態で下にある「コピー」ボタンをおします。
これで、この文字をコピーすることができました。
このように、Googleレンズはカメラで情報を調べるだけでなく、文字を抜き取ることもできます。
商品を探す
芸能人が身に着けている服・靴・アクセサリーや、ショップで見つけた商品を詳しく知りたい場合があります。
そのときは写真さえあればGoogleレンズですぐに商品を探すことができます。
こちらは靴です。すぐに検索され、アディダスの靴と型番が特定できました。Amazonのリンクが下に表示されるので、口コミなどもすぐに調べることができます。
こちらはどこにでもある救急車のおもちゃ。こちらもすぐに商品が特定できました。
Googleレンズのすごいのは、他の似たような救急車のおもちゃと区別している所です。救急車のおもちゃなんて沢山あります。それを他のメーカーと間違えずに表示できるのは単純にスゴイですね!
建物の名前を調べる
次は、建物の名前をGoogleレンズで調べてみましょう!
観光地に行って、「この建物は何だろう?」「いつ誰が建てたものだろう?」と疑問に思ったときGoogleレンズが使えます。
Googleレンズのカメラでとると金閣寺はすぐに表示されました。下にある「検索」ボタンをおせば、この建物の情報が簡単に検索できます。
下にあるボタンを横へスライドさせると隠れているボタンが表示されます。「マップ」ボタンをおします。
すると、この建物周辺のマップが表示されます。
地図も開けてしまうんですね。
展示物の名前を調べる
次に、展示物の名前をGoogleレンズで調べてみましょう!
こちらの展示物をカメラでとるとGoogleレンズは認識しませんでした。ひょっとしたら斜めからとっているのが原因かもしれません。
でもこの状態でも大丈夫です。「画像の一部を選択してください」とあるので右中央にあるトリミングボタンをおします。
トリミングの範囲を決めます。
この像の輪郭にあわせるようにトリミングの範囲を指で移動させると、候補が表示されました。
候補のリンクを開くと、この像はタイの「宝冠如来頭部」ということがわかりました。スゴイですね!
料理の名前を調べる
次に、料理の名前をGoogleレンズで調べてみましょう!
これはベトナムのフォーです。ラーメンと間違えずに正確に認識しました。
だったらラーメンは?というと、こちらもしっかりラーメンと認識しました。
ラーメンとフォーを間違えないあたり、Googleレンズの精度の高さがわかりますね。
外国の料理など、料理名がわからないときには使えますね。
植物の名前を調べる
次に、植物の名前をGoogleレンズで調べてみましょう!
Googleレンズはアジサイの花をしっかりと認識しました。
木も検索できました。このように複数の木が折り重なっていても「タブノキ」を認識しました。何でもできるんですね。
植物は8割ほどが正解でした。間違えた2割は小さい植物や細い植物です。カメラでピントがあわないので、これは厳しいのかもしれません。
Googleレンズを使ってみての感想
Googleレンズは以前と比べてはるかに精度が良くなっている印象です。
今回のGoogleレンズの印象をまとめると、
- 商品系・建物系はかなり精度が高い
- おもちゃを他のメーカーと間違えていないのはスゴイ
- 観光・旅行でめちゃめちゃ使えそう
- 似たような植物でもしっかり区別できている
- 小さい植物は認識できなかった
といった所です。
恐らく今後もGoogleレンズは精度を上げてますます使えるようになるのだと思います。
以上、Google レンズの使い方でした。
コメント