EXCELではLENB関数を使って文字のバイト数をカウントすることができます。
こんな人に向けての記事です。
- セルに入力された文字のバイト数をカウントしたい
- LENB関数の使い方が知りたい
今回は、EXCEL(エクセル)のLENB関数を使って文字のバイト数をカウントする方法を紹介します!
EXCELで文字のバイト数をカウントする方法
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LENB関数
EXCELで文字のバイト数をカウントするには「LENB関数」を使います。
構文
=LENB(セル) =LENB("文字列")
使用例
--セルA10のバイト数を取得する =LENB(A10) --文字列「あいうえお」のバイト数を取得する =LENB("あいうえお")
LENB関数でできること
- 文字のバイト数をカウントします
- 半角は1バイト、全角は2バイトとなります
- スペース・句読点・小数点もカウントします
- %は本来の値でカウントします
- セル範囲はカウントできません
文字数のカウントはLEN関数を使います。
セルの文字をカウントする
それではさっそく、LENB関数を使ってセルの文字のバイト数をカウントしてみましょう!
=LENB("文字列")
ここでは、セル「C3」の文字バイト数をカウントします。セル「D3」に「=LENB(C3)」と入力します。全角ではなく半角で入力してください。
セル「C3」の文字バイト数は「東京都」は全角なので「6バイト」、「A」は半角なので「1バイト」となり、LENB関数では「7バイト」となりました。
文字を指定して文字をカウントする
LENB関数は、セルではなく文字列を指定してバイト数をカウントすることもできます。
=LENB("文字列")
文字列をダブルクオーテーション「”」で囲って入力します。
ここでは「=LENB(“東京都A”)」としました。
句読点・スペースを含む文字をカウントする
文字に句読点・スペースを含むバイト数をカウントすると、句読点・スペースも1バイトとしてカウントされます。
ここでは7バイトの文字列「東京都A」に句読点・スペースを含む文字にし、LENB関数を使ってカウントしたところ、8文字となりました。
数値をカウントする
LENB関数は数値ももちろんカウントできます。
数値は1バイトでカウントされます。
小数点を含む文字は小数点も1バイトとしてカウントされます。「123.4」はLENB関数では「5バイト」となります。
パーセントは本来の値でカウントされます。「8%」は「0.08」なので小数点も含め「4バイト」となります。
全角の数値は2バイトでカウントされます。
Officeヘルプ:LEN 関数、LENB 関数
以上、EXCELで文字列のバイト数をカウントする方法でした。
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