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iPhone11は5G未対応でも購入した方がよい理由

iPhone11・iPhone11 Proは5G未対応なので見送る人も多いかもしれませんが、それでも購入した方がよい理由を紹介します!

iPhone11・Proは5G未対応でも購入した方がお得

iPhone11・Proは5G未対応

2019年に発売されたiPhone11、iPhone Proは現在のiPhoneの最新モデルです。

iPhone11は5G未対応なので、ドコモやauが現在普及中の5Gは利用できません。

なので、iPhone11を見送って、iPhone12を考える人も多いのではないでしょうか?iPhone12は5Gに対応しています。

それも一つの手だとは思いますが、価格のや安いiPhone11を今すぐ購入してもいいという理由を挙げてみます。

5Gの対応エリアは狭すぎる

巷では「5Gは世界を変える」とまで言われております。通信速度が10倍近くになれば、今よりやれることが多くなり、動画は遅延なくサクサク視聴でき、画期的なサービスが増え、IOTやVRも加速度的に普及するんだと・・・。

確かにそうなるのかもしれません、「将来的には」。

これはあくまで5Gが普及したらってことですよね?また、iPhoneが5Gに対応したところで5Gの電波が届かないことには意味がありませんよね?

2020年現在の5G対応エリア

5Gがドコモでサービス開始されたのが2020年3月のことです。では現在、5Gが使えるエリアをご存知でしょうか?

ドコモの5G提供エリアはこちらをご参照ください。

ドコモ5G提供エリアhttps://www.nttdocomo.co.jp/area/5g/

上記を見ると、5Gに対応しているのは一部の施設内と一部の町の狭いエリアだけです。実態は、「ドコモショップ」や「施設」や「交差点付近」や「〇〇町東側」などです。

町全体で5Gを使えるところがなく、東京ですらほとんど5Gを使えないのが現状です。「対応エリア」ではなく「スポット」です。

これって「まともに使えない」ってことですよね?

今後の5G提供エリア

「でも今後5G対応エリアが増えていくんでしょ?」と思われがちですが、そこも少し疑問があります。

こちらはドコモは今後の5G提供エリアのロードマップです。

日程 対応エリア
2020年3月末 全国150か所
2020年6月末 全都道府県に導入
2021年3月末 全政令指定都市に導入
2021年3月末 500都市以上に導入

これを見ると、5Gは2021年には完全に普及するように見えます。

でもよーく見てください。

「2020年3月末で全国150ヶ所」とありますが、実態は「交差点周辺」とか「施設」のみです。

つまりここに書いてあるのは、「地域全体をカバーするエリア」ではなく、「どこか1ヶ所でも対応しているエリア」なのです。

「自分の家で5Gが使える」「外出先でどこでも5Gが使える」「職場で5Gが使える」というのはもっと先のことです。これを見る限り、

多くの人が5Gをどこでも利用できるのは早くて2022年以降

となります。全国でスポット的に対応するのが2021年なので、エリアをカバーするのは翌年2022年以降からと推測できます。

2022年現在でさえ、5Gを使えるのは一部の人だけです。

5Gの普及は2024年以降?

現実的に、多くの人がどこでも5Gを使えるようになるのは2024年あたりかなと推測しています。

「そんな先なの?」と思われるかもしれませんが、それを裏付けるデータがあります。

総務省が公開している5Gの資料です。

総務省 5Gの今と将来展望https://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf

この資料にこのような記述があります。

  1. 2年以内(2021年)に全都道府県でサービスを開始する
  2. 全国に5年以内(2024年)に50%以上のメッシュで5G高度特定基地局を整備
  3. 5G用周波数の特性上、1局でカバーできるエリアが小さく、従前の「人口カバー率」を指標とした場合、従来の数十倍程度の基地局投資が必要となるため、
    人口の少ない地域への5G導入が後回しとなるおそれ。

1と2はキャリア(ドコモ・auなど)に設定したハードルです。

1では、全国サービス開始は2021年からとあります。本格的に対応を「始める」のが2021年というわけです。

念押ししますが、「全国の狭いスポット・施設で5Gが始まるのが2021年」です。

東京など都心部から始めていくので、東京の都心部に住んでいる人は2021年、2022年あたりにはある程度使えるようになっているかもしれません。

2の「50%以上のメッシュ」というのは「エリア内でだいたい使える」というくらいで捉えればいいかと思います。それが2024年のことです。

「2021年から全国の狭いスポットで開始され、2024年に多くのエリアで使えるようになる」というのが国の方針です。

そして忘れてはいけないのは3です。5Gは基地局の追加が必要であり、5Gは4Gのときよりもお金・時間がかかります。当然、人口の少ないエリアは後回しにされます。よって、人口が少ない町、農村、山などは2024年よりもっと先になることが予想されます。

これを踏まえると、

  • 多くの人は自分の地域が5Gに対応するのは2024年辺り
  • 東京など都心部の地域は2024年以前に使えるエリアも出てくる
  • 人口が少ない町、農村、山などは2024年よりもっと後になる

となるのではないでしょうか?

iPhone11は今すぐ購入してもよい

5Gの前置きが長くなってしまいましたが、5Gの提供はだいぶ先だということがわかりました。

もちろん対応が早い都心などのエリアに住んでいる人はもっと早くなる可能性もありますが、地方に住んでいる多くの人は2024年辺りです。地方の大都市で2023年あたりでしょうか?

5Gが全国をカバーするのは2024年辺りなのでまだ4年もあります。よって、

  • 5G対応iPhone12を購入しても、多くの人は5Gが使えるのは数年先
  • iPhone11でも数年間使えるので今すぐ購入しても全然問題ない!

といえます。

自分の地域が5Gになったのを確認してから、その時の最新のiPhoneを購入した方がよいのかと。それまではiPhone11でも十分使えます。

東京・大阪の都市部でも町全体で5Gが使えるようになるのは「iPhone13」「iPhone14」辺り、地方だと「iPhone14」「iPhone15」辺りではないでしょうか?

なので、結論としては、「iPhone11は買い!」ってことです。

以上、iPhone11・Proは5G未対応でも購入した方がよい理由でした。

その他
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著者

名前:アプリの鎖

保有資格:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS Associate)、Microsoft認定プロフェッショナル Windows Server 2016(MCP)

筆者はソフトウェアエンジニアとしてIT業界に20年従事し、現在はエンジニア視点からアプリの記事をわかりやすく執筆しています。皆様のお役に立てれば幸いです。

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