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Intel Core i3 i5 i7の対応ソケット・チップセット・メモリまとめ

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Intel のCPU「Core i」シリーズの Core i3、i5、i7に対応するソケット・チップセット・メモリをまとめたので解説します。(第8世代 Coffee Lake対応)

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IntelのCore iシリーズ

Intel(インテル) Core iシリーズはIntel社のCPUで、Core iシリーズはIntelのCPUのメインストリームです。

IntelのCore i シリーズは、下記3種類があります。

  • Core i3・・・標準
  • Core i5・・・やや高機能
  • Core i7・・・高機能

このIntel(インテル)はCore iシリーズは、これまでに多くのバージョンアップを重ね、現在最新は第8世代まであります。

そしてそれぞれの世代によって、対応するチップセットやソケットやメモリが変更されています。どの世代がどのソケットに対応している?ソケットは?メモリは?

というところがよくわからないので、Core i3、i5、i7に対応するソケット・チップセット・メモリをまとめてみました。

Core i3、i5、i7の世代別対応ソケット・チップセット・メモリ

各世代のCore i3、i5、i7に対応するソケット・チップセット・メモリはこのようになっております。

世代 コードネーム ソケット メモリ チップセット
第1世代 Nehalem LGA1156 DDR3-1066
DDR3-1333
<Intel 5シリーズ>
P55 H55 H57 Q57
第2世代 Sandy Bridge LGA1155 DDR3-1066
DDR3-1333
<Intel 6シリーズ>
H61 P67 H67 Z68
<Intel 7シリーズ>
B75 Z77 H77
第3世代 Ivy Bridge LGA1155 DDR3-1333
DDR3-1600
<Intel 6シリーズ>
P67 H67 Z68
<Intel 7シリーズ>
B75 Z77 H77
第4世代 Haswell LGA1150 DDR3-1333
DDR3-1600
<Intel 8シリーズ>
H81 B85 H87 Z87
<Intel 9シリーズ>
H97 Z97
第5世代 Broadwell LGA1150 DDR3-1333
DDR3-1600
<Intel 8シリーズ>
H81 B85 H87 Z87
<Intel 9シリーズ>
H97 Z97
第6世代 Skylake LGA1151 DDR4-1866
DDR4-2133
<Intel 100シリーズ>
H110 B150 H170 Z170
<Intel 200シリーズ>
B250 H270 Z270
第7世代 Kaby Lake LGA1151 DDR4-2133
DDR4-2400
<Intel 100シリーズ>
H110 B150 H170 Z170
<Intel 200シリーズ>
B250 H270 Z270
第8世代 Coffee Lake LGA1151 DDR4-2666
DDR4-2400
<Intel 300シリーズ>
H310 B360 H370 Z370

Core i3、i5、i7はこのように世代が変わるごとに対応するソケット・チップセット・メモリが変更されているので、パソコンを自作する場合には組み合わせに要注意してください。

第8世代「Coffee Lake」のパソコンパーツの選び方

最新の第8世代「Coffee Lake」は

  • ソケット・・・「LGA1151」
  • チップセット・・・「H310」「B360」「H370」「Z370」
  • メモリ・・・「DDR4-2666」「DDR4-2400」

となっております。

第8世代「Coffee Lake」対応のマザーボードを選ぶ際は、ソケットが「LGA1151」で、チップセットが「H310」「B360」「H370」「Z370」のいずれかから選んでください。

ソケット

「ソケット」とはCPUとマザーボードのコネクタのことで、ザックリいうとコンセントの口みたいなものです。コンセントの形がちょこっとずつ違うのです。

第8世代「Coffee Lake」の対応ソケットは「LGA1151」のみです。

チップセット

チップセットはCPUやメモリやハードディスクの処理を中継する装置です。CPUと同じくらい重要なもので、PCの性能を左右します。

第8世代「Coffee Lake」の対応チップセットは「H310」「B360」「H370」「Z370」です。「H310」「B360」「H370」「Z370」の違いはこんな感じです。

  • 「H310」・・・USB最大10まで。PCIe 6まで。バス速度5GT/s DMI2。
  • 「B360」・・・USB最大12まで。PCIe 12まで。バス速度8GT/s DMI3。
  • 「H370」・・・USB最大14まで。PCIe 20まで。バス速度8GT/s DMI3。
  • 「Z370」・・・USB最大14まで。PCIe 24まで。バス速度8GT/s DMI3。オーバークロック対応。

価格は「H310」が一番安く、「H310」→「B360」→「H370」→「Z370」の順に高くなっていきます。

チップセットはマザーボードに最初から取り付けられています。対応するマザーボードを選びましょう。

メモリ

メモリは「DDR4-2666」「DDR4-2400」のいずれかを選んでください。

第8世代「Coffee Lake」はこの組み合わせでないと動作しません。必ず対応するマザーボード、メモリを選んでください。

 

以上、Intel Core i3 i5 i7の世代別、対応ソケット・チップセット・メモリのまとめでした。

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著者

名前:鎖の人

保有資格:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS Associate)、Microsoft認定プロフェッショナル Windows Server 2016(MCP)

筆者はソフトウェアエンジニアとしてIT業界に20年従事し、現在はエンジニア視点からOS・PCソフト・Office・オーディオ関連の記事をわかりやすく執筆しています。皆様のお役に立てれば幸いです。

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