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SONY MDR-CD900STを徹底レビュー!(なぜ選ばれる?)

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SONYのスタジオモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」を徹底的にレビューします!

こんな人に向けての記事です。

  • MDR-CD900STはなぜ選ばれる?
  • MDR-7506の音・使い勝手はどうなの?

今回、はじめて使うソニーのスタジオモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」をレビューします!

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ソニーのMDR-CD900STをレビューしていく!

「MDR-CD900ST」はスタジオモニターヘッドホンです!

ソニーの超定番スタジオモニターヘッドホンである「MDR-CD900ST」について。「MDR-CD900ST」は長らく業界標準となっているヘッドホンです。

「MDR-CD900ST」って一体どんなヘッドホンなの?なぜプロに選ばれるの?オーディオ大好きな筆者がわかりやすく紹介するよ!

最初に「MDR-CD900STがどんなヘッドホンなのか?」を簡単に説明します!

「MDR-CD900ST」は1980年代から生産されている歴史の長いヘッドホンです。「スタジオモニターヘッドホン」と呼ばれており、これは文字通り、スタジオでモニターとして使われる定番のヘッドホンという意味です。

昔からどのスタジオにも必ず置いてある定番中の定番ヘッドホンなんだよねー!

プロ向けのモニターヘッドホンなのです。とはいっても、プロ以外でも一般の人でも使用している人も多く、シンプルなプロ仕様のデザイン・原音忠実・クリアなサウンドが人気のヘッドホンです。

ちなみに、「MDR-CD900ST」はソニーではなく、ソニー・ミュージックソリューションズで販売されているヘッドホンです。他のソニー製ヘッドホンとは販売元が異なっております。

SONY商品ページhttps://www.sony.jp/headphone/products/MDR-CD900ST/

ソニー・ミュージックソリューションズ商品ページhttps://www.smci.jp/s/headp/page/cd900st?ima=5654

赤ラベル・青ラベルの違い

「MDR-CD900ST」はイヤーパッドの外側に赤ラベルが貼られているのが特徴です。赤ラベルには「for DIGITAL」と表示されています。

一方、青ラベルのヘッドホンも存在し、それが兄弟機種である「MDR-7506」になります。青ラベルには「Professional」と書かれています。

見た目もそっくりなこの2つのヘッドホンの違いは、主に「海外向け」か「国内向け」かの違いです。青ラベルが海外向けです。赤ラベルの「MDR-CD900ST」が国内向けの日本仕様になっています。

「MDR-CD900ST」は赤ラベルなので、日本向けの製品なんだねー

MDR-CD900STの外観レビュー

まずは、ソニー 「MDR-CD900ST」の外観をレビューしていきますよ!

● MDR-CD900STの外観

  • シンプルな大人デザインがカッコイイ!
  • 軽い
  • 側圧弱め

シンプルな大人デザインがカッコイイ!

ヘッドホン上部にはゴールド色で「STUDIO MONITOR」と書かれています。

質感ですが、革の感じが高級感を出してます。縫いマチも無骨感を増長してカッコイイ!

「MDR-CD900ST」の圧倒的なビジュアル、ここが他のヘッドホンと一線を画すポイントです。

正直、最近のヘッドホンって、プラスチック感がありすぎて安っぽいのが多いよねー。チープなビジュアルは残念ポイントだよ!

でも「MDR-CD900ST」はどっしりとした濃い黒色、革、縫いマチが高級感を出しています。所有欲を掻き立て、部屋のインテリアにもなる「MDR-CD900ST」は唯一無二の存在感です!

「MDR-CD900ST」の全体像はこちら。黒を基調したシンプルな大人デザインな外観です。

プロが使うだけあって、玄人感のあるヘッドホンです。渋くてカッコイイ!

バンドの付け根部分には、「R」が赤色、「L」が青色の刻印があって、どちらがLRが判別しやすいようになっています。

軽い

「MDR-CD900ST」の重さは200gなので軽いです。持ち運びするケースはあまりないかもしれませんが、持ち運びも全然苦にならない重さです。

コードはストレートコードで、コード長さは2.5mです。

側圧弱め

バンドの部分で長さを調節できます。

引っ張って伸ばしたり、縮めて小さくすることができます。ここで自分の頭の大きさに調整できます。かなり大きく広げられるので頭が大きい人でも大丈夫ですね。

側圧は他のヘッドホンに比べると弱めだと思います。

「MDR-CD900ST」のイヤーパッドはやや薄めの厚さ。耳をすっぽり包み込むタイプのイヤーパッドではなく、耳の上に乗るタイプです。これが人によっては痛いと感じる部分かもしれません。

スッポリ覆うタイプが好みの場合は兄弟機種である「MDR-7506」がオススメです!

側圧弱めなのですが、長時間はやや痛くなる時があるかも。2、3時間なら全然平気ですけどね!

オーディオ機器との接続(iPhone)

「MDR-CD900ST」のプラグは通常の標準プラグです。ミニプラグではないのでiPhoneやオーディオ機器との接続には変換器が必要です。

ミニプラグ対応の機器に接続するには、下記のような標準プラグ→ミニプラグへの変換器を使います。

iPhoneに接続するには、上記のミニプラグ変換器に加えて、さらに「ライトニングケーブル」に変換する変換アダプターが必要です。Amazonで千円ちょっとで購入できます。

MDR-CD900STの音質レビュー

ではではさっそく、「MDR-CD900ST」の音質をチェックしてみよう!

● MDR-CD900STの音はぶっちゃけ良いのか?

  • 音の解像度高めでハッキリ聞こえる!
  • ノイズがわかりやすい!
  • プロの楽しみ方を味わえる!
  • 低音域が少しわかりにくいかも

せっかくなので色々な環境で試してみました。ミニコンポ、パソコン&オーディオインターフェイス、iPhoneなどなど。音楽を聴いたり、DTMしたり、映画を見たりしてみましたが、いずれも驚きのクオリティでした。

音の解像度高めでハッキリ聞こえる!

肝心の音は流石としかいいようがない程、良かったです。スタジオでモニターとして使われるだけのクオリティです。

それぞれの楽器の音がクリアに聴こえると今までとは違う世界が待っているよ!

例えば、楽器が沢山入っているような音楽はごちゃつきがちなのですが、「MDR-CD900ST」はそれぞれの楽器がクリアにハッキリ聞こえました。ギター、ベース、ドラム、ピアノのそれぞれの音が鮮明に聞こえ、ボーカルもかなりクリアでした。

音の解像度は高めだよ!これはポイント高し!

ゲームでも背後から迫る敵の音もハッキリわかります。前後左右の定位性もとても良いですね。

「同時に鳴っている楽器を個別に楽しむ」という聞き方はなかなか楽しいものです。ぜひ体験してほしいです。

こういう所がプロに気に入られるポイントなんですね!

ノイズがわかりやすい

「MDR-CD900ST」はノイズを見つけやすいです。

前述の「音の解像度が高い」というメリットにより、ノイズがよりクリアに聞こえます。ノイズに気づきやすいのは音楽制作者にとってはとてもありがいたい存在です。ノイズチェック用として「MDR-CD900ST」を使うプロの人もいます。

 

DTMをやる人にはかなり向いているヘッドホンだよ!

一般の人でも、今までのヘッドホンでは聞こえなかった音が聞こえるようになって楽しいと思います。

ノイズが聞こえやすいということは、逆にミス音もハッキリ聞こえてしまいます。

アコギの曲は演奏者の呼吸してる音が聴こえるのでめっちゃリアルだよー!

特に昔の音楽などは今ほど加工していないため、椅子の音、ギターのこすれ音、呼吸音、ボーカルの息継ぎや破裂音などを楽しむというマニアックな使い方もできます(笑)

プロの楽しみ方を味わえる!

プロではない一般の人目線で考えると、ここまで総括にもなりますが、

「MDR-CD900ST」はプロの楽しみ方を味わえるヘッドホン!

ということになります。

単純に音楽を楽しんで聴くだけでも充分すぎるヘッドホンですが、それでなく、音の解像度の違いを楽しんだり、ノイズを見つけられたり、プロ的な目線で音楽を聴くことができるヘッドホンなのです。

低音域が少しぼやける

あえて「MDR-CD900ST」のデメリットにも触れておきます。

これは少し中級者・上級者向けの意見なので、初心者の人はあまり考えなくてもいいポイントです。

「MDR-CD900ST」は少しだけ低音域がぐしゃっとして聴き取りにくい傾向があると感じました。もちろん全然ダメというわけではありませんが、ちょっとローエンドの輪郭がボヤっとする感じがしました。

低音バリバリ欲しい人にとっては向いていないかもね!

でも、裏技として、ヘッドホンを両手で顔の方に押し付けて聴くと、ローエンドがわりとしっかり聴こえます。ローエンドに不満な方は試してみて下さい。

MDR-CD900STの仕様

「MDR-CD900ST」の仕様をまとめます。

MDR-CD900STの仕様
ラベルの色 赤ラベル
ドライバーユニット 40mm、ドーム型
CCAW採用
音圧感度 106dB/mW
再生周波数帯域 5~30,000Hz
最大入力 1,000mW
インピーダンス 63Ω
折りたたみ ×
コード ストレートコード
コード長さ 2.5m
コード太さ Φ4.0mm
プラグ ステレオ標準プラグ
重量 200g

MDR-CD900STはコスパ優良!

「MDR-CD900ST」の最大のメリットは価格です。プロ向けで品質がここまで良いのに、価格がたったの1.5万円!

この音質でこの価格は「有り得ないくらいコスパがかなり良い!」と感じました。DTM、音楽、配信、ゲーム、録音、色々なケースで使えそうなヘッドホンです。

アンチ意見とコスパ

「MDR-CD900ST」は業界標準になっているため、その反動なのか、アンチもそれなりにいます。

「音が古い」とか「今時の音楽の指向と違う」とか・・・。

でも価格を見て下さい!この価格でこの音質ですよ?

1.5万円のヘッドホンに高級機と同じクオリティを求めるのはかわいそう!

最新の高額ヘッドホンと比べるのはナンセンスだと思います。1万円台でこの音質なのが「MDR-CD900ST」の最大のメリットなのです!

しかも、「MDR-CD900ST」はシックなブラックをベースとしたシンプルな大人デザイン。シンプルだけど高級感あるみたいな。部屋に置くだけでインテリアになります。ヘッドホンって、ビジュアルも大切ですよね!

「MDR-CD900ST」はコスパだけでなくインテリアにもなるのが所有欲掻き立てられるよねー!

MDR-CD900STを購入するならサウンドハウス・Amazonがオススメ!

SONY MDR-CD900STを購入するなら、断然「サウンドハウス」か「Amazon」をオススメします!

オーディオ関連機器は「サウンドハウス」と「Amazon」が最安値をいつも争ってるからね!

「MDR-CD900ST」をどこで購入すればいいか迷ったら、サウンドハウスかAmazonで購入すれば間違いないです!

以上、ソニーのスタジオモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」の徹底レビューでした。

兄弟機種の「MDR-7506」が気になったらこちらを読んでください!

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著者

名前:鎖の人

保有資格:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS Associate)、Microsoft認定プロフェッショナル Windows Server 2016(MCP)

筆者はソフトウェアエンジニアとしてIT業界に20年従事し、現在はエンジニア視点からOS・PCソフト・Office・オーディオ関連の記事をわかりやすく執筆しています。皆様のお役に立てれば幸いです。

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