Visio(ビジオ)とMicrosoft 365の関係についてです。
こんな人に向けての記事です。
- VisioってMicrosoft 365に含まれる?
- VisioはどのOffice製品に入っているの?
今回は、Microsoft Visio(ビジオ)とMicrosoft 365の関係について紹介します!
Visio(ビジオ) とMicrosoft 365
Visio 2021 について
Microsoft Visio 2021は設計図・フロー図・レイアウト図を作成する有名なソフトウェアです。
Microsoft Visio:https://products.office.com/ja-jp/visio/flowchart-software
Visio 2021は4種類あります。
● Visio 2021
- Standard・・・一般用途
- Professional・・・高度図面に対応したプロ用途
- Plan1・・・Standard相当の機能(サブスクリプション)
- Plan2・・・Professional相当の機能(サブスクリプション)
Plan1・Plan2というのは、それぞれStandard ・Professionalに相当しますが、微妙に機能が違うため、名前を変えているようです。
VisioとMicrosoft 365の関係
Visioって立ち位置がわかりにくいですよね?
- VisioってMicrosoft 365に含まれるの?
- どのOffice製品に入っているの?
実は、VisioはMicrosoft 365グループの1つではありますが、Office製品には含まれません。なのでVisio単独の商品です。単独でVisioを購入しないとダメです。ここがちょっとややこしいですよね?
2021年11月にMicrosoft 365にVisio(WEB版)が追加されました(日本版)
2021年11月より、日本でも「Microsoft 365」にVisioが追加されました。ただし、追加されたといってもWEBで利用できる簡易版です。「Microsoft 365」のVisioはVisioの全機能が使えるわけではないので注意してください。
サブスクリプション型の「Microsoft 365」はOfficeの全製品が使えますが、VisioはWEB版が利用できます。買い切り型の「Office Professional 2021」も同様にOfficeの全製品が使えますが、Visioは含まれません。
● VisioとMicrosoft365
- VisioはMicrosoft 365の一員ではある
- 買い切り型の「Office 2021」には入っていない
- サブスクリプション型の「Microsoft 365」にはWEB版として簡易的に利用できる
- フル機能のVisioは単独で購入が必要
VisioはMicrosoft 365グループの一員ではありますが、製品としてはMicrosoft 365に一部の機能が含まれているという中途半端な状態です。VisioをWEB版として簡易的に利用することはできます。閲覧だけでなく編集も可能です。
使える機能・使えない機能の違いはこちらをご確認ください。
Visio 2021 のライセンス
VisioのライセンスはOfficeと同様、毎月課金するスクリプション型と買い切りの永続版があります。
- サブスクリプション型・・・課金した月だけ使用できる。アップグレードは無料
- 永続型・・・一度購入したら永続的に使用できる。アップグレードは再度購入する必要がある
Microsoft Visio Professional 2021:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/visio/microsoft-visio-plans-and-pricing-compare-visio-options?activetab=tabs%3aprimaryr1
ライセンス | 購入形態 | Microsoft価格(税込み) |
Visio Professional 2021 | 永続 | 109,650円 |
Visio Standard 2021 | 永続 | 58,160円 |
Visio Plan 2 | サブスクリプション | 1,880円/月 |
Visio Plan 1 | サブスクリプション | 630円/月 |
MicrosoftのVisio Professional 2021の価格は「109,650円」、Visio Standard 2021の価格は「58,160円」です。(税込み)このMicrosoftの値段がいわゆる「Visioの定価」になります。
Visio 2021はAmazonが安い!
Visio 2021は大手ショップでも取り扱いが少ないですが、その中でAmazonが安くてオススメです!
Microsoft公式価格より約5千円~9千円も安く購入できます。
Visioの値段についてはこちらで比較していますので、参考にしてください。
以上、Microsoft Visio(ビジオ)とMicrosoft 365の関係についてでした。
コメント
この記事だとM365に含まれるようです。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1330519.html
Microsoftのヘルプを見ると、下記の記載があります。
>>Visio のファイルの閲覧とコメント追加は、Microsoft 365 の商用サブスクリプション プランのうち、Office for the web が含まれているものならどれでもできます (編集はできません)
現時点では「商用サブスクの人だけ閲覧できる」というかなり限定的なスコープですね。
個人ユーザーや編集したい人は使えないため、「含まれる」と言い切るのはどうかなと。
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/visio-%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E6%AF%94%E8%BC%83%E3%81%99%E3%82%8B-c659cbc1-34c7-42d8-92e6-80c87fb572a7
web版であれば、M365でも編集はできるようです。
情報ありがとうございます。
Microsoftの仕様を見ても、Microsoft365で「使える」「使えない」の両方の記述があり、どちらが真実なのか不明ですね。
Microsoftに問い合わせしたところ、2021年11月から日本でもMicrosoft365がVisioに部分的に対応したようです。
その旨がMicrosoftのWEBサイトに反映されていないページもあるようです。
記事を修正しました。どうもありがとうございました!