SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」を比較して徹底的にレビューします!
こんな人に向けての記事です。
- ぶっちゃけ、音質の違いってあるの?
- 「WF-1000XM3」から「WF-1000XM4」への買い替えはあり?
今回、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」を比較レビューします!
SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」を比較レビューする!
WF-1000XM3とWF-1000XM4
ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットである「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」は人気のイヤホンです。
「WF-1000XM3」は2019年に発売されたモデルです。
「WF-1000XM4」は2年後の2021年に発売されたモデルです。
仕様の比較
「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」の主な仕様を比較してまとめます。
WF-1000XM3 | WF-1000XM4 | |
ドライバサイズ | 6mm | 6mm |
ノイズキャンセリング | 〇 | 〇 |
外音取り込み | 〇 | 〇 |
ハイレゾ | × | 〇 |
自動電源ON機能 | 〇 | 〇 |
コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC, LDAC |
通信 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 |
最大通信距離 | 10 m | 10 m |
充電時間 | 1.5時間 | 1.5時間 |
稼働時間(本体のみ) | 6時間(NCオン) 8時間(NCオフ) |
8時間(NCオン) 12時間(NCオフ) |
稼働時間(ケース充電あり) | 24時間(NCオン) 32時間(NCオフ) |
24時間(NCオン) 36時間(NCオフ) |
ケーブル | USB Type-C | USB Type-C |
重量(本体) | 8.5g x 2 | 7.3g x 2 |
重量(ケース) | 77g | 41g |
「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」で大きく違うのは、重量・大きさ・稼働時間・ハイレゾ対応の4点です。
● 「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」で違うところ
- 重さ
- 大きさ
- 稼働時間
- ハイレゾ対応
大きく違う点をまとめると、「WF-1000XM4」にモデルチェンジしたことで、小型化・軽量化し、バッテリーの持ちが良くなりました。音質的にはハイレゾ対応しました。
外観を比較する
「WF-1000XM3」を2年以上、「WF-1000XM4」を1年以上使ってきて、この2台のイヤホンがどのように違うか?を徹底的に比較レビューをしてみます!
横長なのが「WF-1000XM3」、丸いのが「WF-1000XM4」です。
ケース
収納ケースはこちらです。
「WF-1000XM4」のケースは「WF-1000XM3」よりも一回り以上小さくなりました。
2台のケースを並べると、「WF-1000XM4」のケースは本当に小さいですね!「WF-1000XM3」より40%小さくなっています。
「WF-1000XM4」のケースは小さくて軽いので持ち運ぶ人に向いてるね!
「WF-1000XM3」は少し大きいのでかさばりますが、「WF-1000XM4」の方は持ち運びが圧倒的にラクです!
「WF-1000XM3」はケースが自立できません。横に寝かせないと使えませ。「WF-1000XM4」のケースは自立できるのがいいですね!
「WF-1000XM4」のケース重量が41gなのに対し、「WF-1000XM3」のケース重量は77gなので、「WF-1000XM4」の方が圧倒的に軽い。
イヤホン本体
「WF-1000XM4」「WF-1000XM3」のイヤホン本体を見ていきましょう!
装着感の違いってあるの?
「WF-1000XM4」の方が一回り小さいので耳に装着しやすいです。ただ、手でもちやすいのはサイズの大きい「WF-1000XM3」です。
サイズは「WF-1000XM4」の方が「WF-1000XM3」よりも10%小さくなっています。重量も「WF-1000XM4」は7.3gなのに対し、「WF-1000XM3」は8.5gなのでやや重いです。
「WF-1000XM3」の方はタッチセンサーが一部だったのに対し、「WF-1000XM4」はの外側全体がタッチセンサーになっています。
「WF-1000XM4」でも「WF-1000XM3」でも片耳だけでも使えます。左右片側をケースにしまったまま、片耳だけで音楽を聴いたり、操作することができます。
操作性
「WF-1000XM4」も「WF-1000XM3」も外側についているタッチセンサーで操作します。
- 再生・停止・・・右を1回タッチ
- スキップ・・・右を2回タッチ
- 戻る・・・右を3回タッチ
- ノイズキャンセリング・外音取り込み・・・左を1回タッチ
2台とも操作性は同じです。違いはありません。
音質を比較する!
次は音質です。
「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」の気になる音質の違いを比較してみます!
ぶっちゃけ「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」の音質に違いってあるの?
● 「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」の音質の違いは?
- 「WF-1000XM4」のLDACはアリか?
- 2台とも音質は全帯域でバランスが良い
- 「WF-1000XM4」はノイズキャンセリングが強力!
「WF-1000XM4」のLDACはアリか?
「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」の大きな違いはLDACです。ハイレゾのことですね!
LDACってそんなにいいの?SBCやAACより良いの?
全く同じ曲で、「WF-1000XM4」はLDAC、「WF-1000XM3」は通常の音源で聴いてみました。肝心の音質はどうかというと、もちろんいい!・・・気がする(笑)
これはオーディオマニアな良質な「耳」が必要かもしれません。
わかる人にはわかる!それがオーディオの世界かも!
確かに、静かな部屋でゆっくり音楽に集中して聴けば、「WF-1000XM4」でLDACを聴くととてもいい音に聴こえます。何がいいか?と言われると難しい(笑)
特に、歩いて状態・電車に乗っている状態で、ハッキリ「WF-1000XM4のLDACの音ってやっぱ違うよねー!」と言えるほどの違いは感じられませんでした。
わかる人にはわかるのかもしれません!ある意味、自己満足に近い領域なのかもしれません。
ちなみにLDACはAndroidのみとなっています。
2台とも音質は全帯域でバランスが良い
「WF-1000XM4」も「WF-1000XM3」も音質はバランスの良い優等生な音がします。これは共通でした。
低音域・中音域・高音域がバランス良くて、とても聴き心地のいい音です。
2台とも音質的にはほぼ同じモニタリング寄りな傾向で、違いはほとんどないです。
「低音がヤバイ!」みたいな、何か大きな特徴があるわけではなく、もちろんドンシャリ系のようなド派手な音ではなく、落ち着いたフラットな感じです。
「WF-1000XM4」はノイズキャンセリングが強力!
2台を比較するとかなりハッキリわかるのですが、「WF-1000XM4」は「WF-1000XM3」よりもノイズキャンセリングがさらに強力です!
「WF-1000XM3」でもノイキャンはしっかり効いているのですが、「WF-1000XM4」はさらに強力で、これより強力なノイキャンイヤホンってあるの?そんなレベルです。
モデルチェンジでノイキャンがさらに強力になったのねー!
電車の中とか人混みの中でノイキャンを使うとより効果を感じますね!たまに電車に乗っていることを忘れるくらいです(笑)
外部取り込み音も「WF-1000XM4」の方が自然な感じがします。「WF-1000XM4」のノイキャンと外部取り込みはぜひ使ってほしいです!
もはやノイキャンなしのイヤホンなんて使うことはできないよねー!
まとめ
ここまで「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」を比較してきました。
結局さー、「WF-1000XM4」「WF-1000XM3」は共に素晴らしいイヤホンだよねー!
「持ち運びを考えたケースのコンパクトさ」と「ノイキャンの強力さ」を比較すると、「WF-1000XM4」が圧倒的に有利です。この2点のみだけで、「WF-1000XM3」から「WF-1000XM4」に買い替えるのは全然アリです。
持ち運びは超重要だし、日常的に使うノイキャン機能は絶対こだわるべきだよ!
「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」の価格差は約7千円ですが、この価格差であれば、「WF-1000XM4」の方をオススメします。
結局、イヤホンは日常的に使用するものなので、満足度が高い方を買うべきです。「コンパクトなケースとノイキャンの利便性」と「7千円の価格差」を天秤にかけると、「WF-1000XM4」を圧倒的にオススメします!
1年以上「WF-1000XM4」を使ってるけど、不満に思ったことはないよー!
「WF-1000XM3」はすでに製造終了しているためこれから入手が難しくなってきます。迷ったら早めに「WF-1000XM4」を購入することをオススメします!
以上、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」と「WF-1000XM4」を比較して徹底的にレビューしてみました。
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