Windows10にはビルド・ビルド・バージョン・コードネームなどいくつかの名称があります。
こんな人に向けての記事です。
- 「Anniversary Update」とか「Creators Update」とかって何?
- バージョン「1803」って何?
- 「Redstone」の意味がわからない
Windows10にはいろいろな名前があって混乱しますよね?
今回は、Windows10のビルド・バージョン・コードネームを整理するために、まとめて紹介します!
Windows10にはビルド・ビルド・バージョン・コードネーム
Windows10のバージョン
Windows10には「バージョン」があります。
「更新された年月4桁」が「バージョン」となっています。2021年2月時点でのバージョンは「20H2」となります。
バージョンは「Windowsのバージョン情報」から確認できます。
参考ページ:Windows10のバージョンやビルドを確認する方法
コードネーム
Windows10にはコードネームがついています。
3年ごとに更新されるコードネームですが、現在はコードネームではなくなり記号になりました。以前は「Redstone」などのコードネームでしたが、現在は「20H2」という記号です。2019年からコードネームが変更されました。
このコードネームは開発者よりの名称であって、一般的なWindow10ユーザーにとってはあまり馴染みがないかもしれません。
アップデート名
このアップデート名というのが一番わかりやすい名前です。これはよく耳にしますね。
「Anniversary Update」とか「Creators Update」なんかがアップデート名です。コードネームやビルドは人が見てもよくわかりませんが、名称であればわかりやすいですね。
Windows10のアップデートがあると、この名称がよく使用されます。「Fall Creators UpdateでWindow10はこう変わる!」みたいな。本やWEBサイトで見かけますよね?
ビルド・バージョン・コードネームのまとめ
Windows10のビルド・バージョン・コードネーム一覧表
Windows10のビルド・バージョン・コードネームを一覧にしました。
バージョン | ビルド | 更新日 | コードネーム | アップデート名 |
20H2 | 19042 | 2020/11 | 20H2 | October 2020 Update |
2004 | 19041 | 2020/05 | 20H1 | May 2020 Update |
1909 | 18363 | 2019/11 | 19H2 | November 2019 Update |
1903 | 18362 | 2019/05 | 19H1 | May 2019 Update |
1809 | 17763 | 2018/10 | Redstone5/RS5 | October 2018 Update |
1803 | 17134 | 2018/04 | Redstone4/RS4 | April 2018 Update |
1709 | 16299 | 2017/10 | Redstone3/RS3 | Fall Creators Update |
1703 | 15063 | 2017/04 | Redstone2/RS2 | Creators Update |
1607 | 14393 | 2016/08 | Redstone1/RS1 | Anniversary Update |
1511 | 10586 | 2015/11 | Threshold2/TH2 | November Update |
1507 | 10240 | 2015/07 | Threshold1/TH1 | Released in July 2015 |
こうしてみると、同じWindows Updateでも似たような名称がこれだけあることに驚きます。
Windows10のアップデートのまとめ
まず知っておいてほしいのは、Windows10は最後のOSと言われています。Windows7→Windows10のようにメジャーアップデートはされません。
よってWindow10のアップデートは頻繁にされることになります。バグ(不具合)を修正したり、機能を追加するからです。
アップデートするたびに名前がつけられます。それが前述した表になります。
すべてわかっていればいいのですが、我々のような多くの一般ユーザーにとっては、「バージョン」と「アップデート名」だけ知っておけばよいかと。
以上、Windows10のビルド・バージョン・コードネームのまとめでした。
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