PR

【Excel】重複したデータを抽出する

スポンサーリンク

Excel(エクセル)では重複したデータをかんたんに抽出することができます。

こんな人に向けての記事です。

  • 重複したデータがあるかチェックしたい
  • 複数列の重複を抽出したい
  • 重複していないデータを抽出したい

今回は、Excel(エクセル)で重複したデータを抽出する方法を紹介します!

スポンサーリンク

Excel 重複したデータを抽出する

Microsoft 365 Office 2021 2019 2016 2013 2010

重複したデータを抽出する

それではさっそく、エクセルで重複したデータを抽出してみましょう!

ここではB列で同じ部署があるか重複チェックをしてみます。

B列のデータ部分「B2~B10」までを選択し、「ホーム」タブにある「条件付き書式」をクリックします。

「セルの強調表示ルール」→「重複する値」をクリックします。

「OK」ボタンをおします。

B列の部署で重複しているデータの色が変わりました。

これでエクセルの重複データを抽出することができました。

重複したデータを抽出する(複数列)

先ほどは1つの列の重複を抽出しましたが、次は、複数列に条件を設定して、重複データを抽出してみましょう!

ここでは「同じ日付で同じ部署が重複しているか?」をチェックします。A列&B列で重複しているか?を抽出します。

複数の列(A列&B列)の重複を抽出するには、「COUNTIFS関数」を使うと簡単に重複を抽出できます。

D列に重複している数を「COUNTIFS関数」で抽出します。

D2セルに「=COUNTIFS(A2:A10,”=”&A2,B2:B10,”=”&B2)」と入力します。

=COUNTIFS(A2:A10,"="&A2,B2:B10,"="&B2)

このままでもいいのですが、下のセルへコピーするために、セルの参照を絶対参照に変更します。セル範囲の「2」と「10」の前に「$」をつけてください。

=COUNTIFS(A$2:A$10,"="&A2,B$2:B$10,"="&B2)

「COUNTIFS関数」は複数条件に一致した件数を抽出する関数です。

「=COUNTIFS(A2:A10,”=”&A2,B2:B10,”=”&B2)」は、「A2~A10セルでA2セルと一致した件数と、B2~B10セルでB2セルと一致した件数」です。

ここでは、「7月1日、営業」のデータは2行目と3行目で2件あります。COUNTIFS関数によって、重複数「2」を抽出できました。

D2セルを下の行へコピーします。D列が「2以上は重複、1は重複なし」となります。ここではわかりやすくするため、重複行をオレンジ色にしました。

このように複数列で重複しているか抽出する場合は、COUNTIFS関数を使うとすぐに重複が抽出できます。

Officeヘルプ重複を検索して削除する

OfficeヘルプCOUNTIFS 関数

以上、Excelで重複したデータを抽出する方法でした。

● Excelオススメ本

Excelを学ぶならコチラが便利です!手元に置いておくと安心できる1冊です。

シート・セル
スポンサーリンク
この記事が役立ちましたら是非ツイッター・Facebook等でシェアしてください!シェアして頂くと励みになります!

 

著者

名前:鎖の人

保有資格:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS Associate)、Microsoft認定プロフェッショナル Windows Server 2016(MCP)

筆者はソフトウェアエンジニアとしてIT業界に20年従事し、現在はエンジニア視点からOS・PCソフト・Office・オーディオ関連の記事をわかりやすく執筆しています。皆様のお役に立てれば幸いです。

PCの鎖

コメント