ベーシックディスクとダイナミックディスクの違い

Windows10のディスク管理には、「ベーシックディスク」と「ダイナミックディスク」があります。

今回はこの「ベーシックディスク」と「ダイナミックディスク」の違いについてザックリと解説していきます!

ベーシックディスクとは

「ベーシックディスク」とは従来からあるディスク管理です。

従来の形式のため、多くのOSに対応しており、マルチブートとと呼ばれる複数OSの混在もできます。

容量制限

ただし、2TBしか認識できないという容量制限があります。容量制限があるのがデメリットですね。

パーティション管理

「ベーシックディスク」では領域のことを「パーティション」と呼びます。

  • プライマリーパーティション
  • 拡張パーティション

プライマリーパーティションが3つ、拡張パーティションが1つ作成できます。拡張パーティションの中にはさらに論理ドライブを複数作成することができます。

ダイナミックディスクとは

「ダイナミックディスク」とはWindows2000以降のディスク管理です。

容量制限はありませんが、マルチブートには対応していません。Windowsのみです。

ボリューム管理

「ダイナミックディスク」は領域のことを「ボリューム」と呼びます。

「ダイナミックディスク」は「シンプルボリューム」、「スパンボリューム」、「ストライプボリューム」、「ミラーボリューム」の4種類があります。

  • シンプルボリューム
  • スパンボリューム
  • ストライプボリューム
  • ミラーボリューム

「シンプルボリューム」は一般的な領域のことです。

「ダイナミックディスク」は「シンプルボリューム」以外に拡張されたボリュームが3つあります。

「スパンボリューム」は複数のディスクにまたがって1つのボリュームにできます。HDDを2本使って、それをCドライブにするなんてことができてしまいます。

「ストライプボリューム」は複数ディスクに同時アクセスするため速いという特徴があります。

「ミラーボリューム」とは複数のディスクに同時に書き込みます。ハードディスクを2つ使用し、2つに同時に書き込めば、1つのハードディスクが故障してももう1つのハードディスクが使えるため、何かあったときのための保険として使えます。

このように、「ダイナミックディスク」は容量制限もなく、様々な機能が追加されたディスク管理となっています。

ベーシックディスクとダイナミックディスクの違い

ベーシックディスクとダイナミックディスクの違いをまとめます。

ベーシックディスク ダイナミックディスク
管理区分 パーティション ボリューム
対応OS Windows以外も可 Windowsのみ
容量制限 2TBまで なし
マルチブート 対応 非対応
スパンボリューム 非対応 対応
ストライプボリューム 非対応 対応
ミラーリング 非対応 対応

ディスクの管理

自分のパソコンは、ベーシックディスク・ダイナミックディスクのどちらを使っているか?Windows10では「ディスクの管理」からベーシックディスク・ダイナミックディスクを確認することができます。

スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックします。

「ディスクの管理」の中の「種類」にベーシックもしくはダイナミックと表示されます。

Windows10のディスク管理のオススメ

Windows10でオススメなディスク管理としては、

「システムが使用するCドライブはベーシックディスク、データ保存用のDドライブ以降はダイナミックディスクにする」です。

もしくは「すべてダイナミックディスクにする」です。

マルチブートを使用する人は多くはないと思うので、そうであれば、すべてダイナミックディスクにするのもよいと考えます。

以上、ベーシックディスクとダイナミックディスクの違いについてのザックリとした解説でした。