こんな人に向けての記事です。
- UR44とUR44Cって何が違うの?
- 結局どっちが買い?
- UR44Cの在庫がないけど・・
今回は、steinbergのオーディオインターフェイス「UR44」と「UR44C」の違いについて紹介します!
UR44とUR44Cの違い
UR44とUR44C
「UR44」と「UR44C」の違いは何でしょうか?
「何が違うのか?」わかりづらいオーディオインターフェイスです。名前も「C」があるかないかの違いだけで、同じsteinbergの商品で、見た目・大きさもほぼ同じですからね。
「UR44」は2014年1月に発売されたsteinbergのオーディオインターフェイスです。メーカーではすでに生産完了しております。
UR44公式:https://www.steinberg.net/ja/audio-interfaces/ur44/
「UR44C」は2019年10月に発売されたsteinbergのオーディオインターフェイスです。
UR44C公式:https://www.steinberg.net/ja/audio-interfaces/ur44c/
名前がほとんど同じである「UR44」と「UR44C」。実際には何が違うのでしょうか?
UR44とUR44Cの違い
それでは、「UR44」と「UR44C」のスペック詳細の違いを比較してみましょう!
スペック | UR44 | UR44C |
発売 | 2014年 | 2019年 |
AD/DA | 24bit/192kHz | 32bit/192kHz |
入力数 | 6 | 6 |
出力数 | 4 | 4 |
USB | USB 2.0 | USB 3.0 |
USB形状 | Type-B (※PC側はType-A) | Type-C (※PC側はType-A) |
ファンタム電源 | 2 | 2 |
ヘッドフォン | 〇 | 〇 |
MIDI | 〇 | 〇 |
ループバック | 〇 | 〇 |
iPad/iPhone | 〇 | 〇 |
付属 | Cubase AI | Cubase AI |
電源 | USBバスパワー DC5V |
外部 12V AC アダプター |
重量 | 1.6kg | 1.5kg |
サイズ | W252 x H47 x D158 mm | W252 x H47 x D159 mm |
上のスペックの違いを見ると、「UR44」と「UR44C」の違いがよくわかりますね。「UR44C」が5年後に発売された商品のため、スペック的には音質・スピード・電源が向上しました。
● 「UR44」と「UR44C」の違い
- UR44Cは32bit/192kHzに対応した →音質アップ
- UR44CはUSB3.0に対応した →スピードアップ
- UR44CはUSB電源に対応した →汎用的な電源
「UR44」から「UR44C」に新しくなり、何が変わったかというと、「32bit/192kHz」と「USB3.0」と「電源」ですね。正確にいうと、重量とサイズも微妙に違いますが、ほぼ一緒といってよいくらいの差しかありません。
「32bit/192kHz」は音質がより良くなったということです。「USB3.0」はスピードが速くなったという事です。「電源」は専用電源コネクタから汎用的なUSBバスパワーになったということです。
UR44CはUR44より速くて音質が良い!
「UR44」と「UR44C」の違いを一言で言うと、「UR44CはUR44より速くて音質が良い」です。
ちなみにiPad・iPhoneと接続して使う場合はこちらのAppleから販売されている「Lightning – USB 3カメラアダプタ」が必要になります。
UR44・UR44Cの価格の違いを比較
次に、「UR44」と「UR44C」の価格の違いを比較してみましょう!
steinbergからオーディオインターフェイスが直接販売されていないため、公式価格は不明です。
「UR44」と「UR44C」の価格を大手ショップで比較してみましょう!(2024年2月時点)
ショップ | UR44 | UR44C |
Amazon | – | 37,801円 |
サウンドハウス | – | 34,900円 |
ビックカメラ | – | 39,600円 |
島村楽器(楽天) | – | 39,600円 |
マークスミュージック(Yahoo) | – | 38,500円 |
価格の違いは倍
「UR44」は大手ショップでもほとんど在庫がありません。「UR44C」も長らく在庫不足が続いていましたが、少しずつ解消されつつあります。
「UR44」は在庫があるショップが少なく販売終了しているショップが大半です。「UR44C」はAmazonが最安です。
サウンドハウス・Amazonが安い
「UR44C」はAmazon・サウンドハウスが安いですね。最安はサウンドハウスです。
「サウンドハウス」と「Amazon」はいつも最安を争っているイメージですね。両社とも、ポイントがつくため、この価格からさらに安くなります。もちろん送料無料です。
在庫は少ない
「UR44」は大手ショップでもほとんど在庫がありませが、「UR44C」は在庫が増えてきました。ただし、いつまた在庫不足になって買えなくなるかわからないので、「UR44C」も買えるときに買っておいた方がよいですね。
コロナで在宅の需要が高まり、オーディオインターフェイス全体が在庫不足になっています。
UR44とUR44Cのどちらを買えばいい?
2024年現在、「UR44C」の在庫不足が解消されつつありますが、「UR44」は販売終了しているショップほとんどです。
「UR44」と「UR44C」のどちらを買えばいいのでしょうか?
● 「UR44」と「UR44C」の状況
- スペック的には「UR44C」の一択
- 「UR44」は生産完了している
- 「UR44」の在庫はほぼない
● 「UR44」と「UR44C」のどちらを買うべき?
- 在庫があるAmazon・サウンドハウスで「UR44C」を買うべし
「UR44」は価格が安いのがメリットですが、ショップが少なく、スペック的にもいまいちです。今なら、最新の「UR44C」をAmazonで買うことをオススメします!「サウンドハウス」は在庫がないのが痛いですね。
以上、steinbergのオーディオインターフェイス「UR44」と「UR44C」の違いについてでした。
コメント
バスパワー対応であるとかエフェクト合計数とかエフェクトのチャンネル毎の個数とかだいぶ違いますが