PR

Windows10 の4つのエディションの違い(Home・Pro・Enterprise・Education)

スポンサーリンク

Windows10 は2015年に発売されたマイクソロソフトの最新のOSです。このWindows10 には4つのエディションがあります。

  • Windows10 Home
  • Windows10 Pro
  • Windows10 Enterprise
  • Windows10 Education

この4つのエディションの違いとは何でしょうか?

今回はWindows10の4つのエディションの違いを解説します!

スポンサーリンク

Windows10 Home

Homeの特徴

  • 用途:個人
  • 価格:ダウンロード版 19,360円(※2021年6月現在)
  • 解説:一般的なエディション

Windows10 Homeは個人用途向けの一般的なエディションです。

価格が安く、個人でWindows10 を使用する場合は、このWindows10 Homeが最適です。

参照Windows 10 Home を購入 – Microsoft Store ja-JP

Windows10 Pro

Proの特徴

  • 用途:個人 or ビジネス
  • 価格:ダウンロード版 28,380円(※2021年6月現在)
  • 解説:小規模企業で使用するビジネス用エディション
  • 特徴:ドメイン管理できる。リモートデスクトップが使える

Windows10 Proはビジネスユーザー向けのエディションです。

価格はWindows10 Homeより9,000円ほど高いのですが、その分、Windows10 Homeではできない様々な機能が追加されています。

Windows10 ProにあってHomeにはない大きな特徴としては、

  1. ドメイン管理できる
  2. リモートデスクトップが使える
  3. BitLockerで暗号化できる
  4. Hyper-Vで仮想マシンが使える

という点です。

ドメイン管理

「ドメイン管理」というのは、管理者がドメインというグループにパソコンを参加させてパソコンを一元管理する管理方法です。

数千台、数万台もパソコンがある企業ではドメインがないと管理できません。企業では基本的にはドメイン管理されています。

リモートデスクトップ

「リモートデスクトップ」とは、あるパソコンから別のパソコンを操作できるものです。

例えば、1Fにあるパソコンから2Fのパソコンを操作したり、東京のパソコンから大阪のパソコンを操作したり。

リモートデスクトップを使えば、物理的な場所が離れていても自由に使えます。これも企業ではよく使用されています。

比較的小規模な会社でWindows10 を使用する場合は、このWindows10 Proが最適です。

参照Windows 10 Pro を購入 – Microsoft Store ja-JP

Windows10 Enterprise

Enterpriseの特徴

  • 用途:ビジネス
  • 価格:個別契約
  • 解説:中規模・大規模企業で使用するビジネス用エディション
  • 特徴:ドメイン管理できる。リモートデスクトップが使える

Windows10 Enterprise はWindows10 Proと同じくビジネスユーザー向けのエディションですが、中規模・大規模企業向けのエディションです。

Windows10 Enterprise はWindows10 Proにはできない機能が追加されており、中規模・大規模な企業向けのエディションです。

LTSB

Windows10 Enterpriseの大きな特徴として、Long Term Service Branch(LTSB)に対応しているのが特徴です。

Long Term Service Branch(LTSB)はマイクロソフトから提供されるアップデートを選択できる機能です。LTSBはセキュリティ系のアップデートは適用し、機能追加は適用しません。

企業では様々なシステムが運用されており、頻繁に機能追加されると社内システムに障害が発生するケースがあります。

なので、機能追加はせずに、セキュリティ系のアップデートのみを許可する方が都合がいいのです。

参照Windows 10 Enterprise を試す

Windows10 Education

Educationの特徴

  • 用途:教育
  • 価格:個別契約
  • 解説:教育機関の学習用エディション
  • 特徴:Windows10 Enterpriseとほぼ同じ

Windows 10 Educationは教育機関向けのエディションです。Windows10 Enterpriseとほぼ同じ機能になります。

参照教育機関向けの Windows 10

 

Windows10のエディション違いまとめ(Home・Pro・Enterprise・Education)

Windows10の4つのエディションの違いをまとめます。

  • Windows10 Homeは個人用。価格が安い。
  • Windows10 Proは個人、もしくは小規模企業用。ドメイン管理でき、リモートデスクトップが使える
  • Windows10 Enterpriseは中規模・大規模企業用。PROとほぼ同機能。LTSBが使える。
  • Windows10 Educationは教育機関用。

以上、Windows10 の4つのエディション Windows10 Home・Pro・Enterprise・Educationの違いを解説しました。

バージョン・エディション
スポンサーリンク
この記事が役立ちましたら是非ツイッター・Facebook等でシェアしてください!シェアして頂くと励みになります!

 

著者

名前:鎖の人

保有資格:ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS Associate)、Microsoft認定プロフェッショナル Windows Server 2016(MCP)

筆者はソフトウェアエンジニアとしてIT業界に20年従事し、現在はエンジニア視点からOS・PCソフト・Office・オーディオ関連の記事をわかりやすく執筆しています。皆様のお役に立てれば幸いです。

コメント