NTFS・FAT32・exFATのザックリとした違い・比較について解説します。
Windows10でハードディスク、SSD、USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどを使用するときは、最初にフォーマットする必要があります。
断片化でディスクが遅くなった場合もフォーマットをすると有効です。
このフォーマット形式は大きくわけると3つあります。
- NTFS
- FAT32
- exFAT
今回はこの3つのファイルシステム(NTFS・FAT32・exFAT)について紹介します!
NTFS・FAT32・exFATの違い
NTFS・FAT32・exFATの違いについて比較してみます。
Windows10では「ディスクの管理」からNTFS・FAT32のどちらでフォーマットされたのかがわかります。
NTFS
「NTFS」はNT File System (NTFS)といいます。
Windows NT系の標準ファイルシステムです。現在のWindows10でもメインで使用されているファイルシステムで、HDDやSSDはほぼNTFSですね。
FAT32
「FAT32」はFile Allocation Table(FAT32)といいます。
FAT32は以前の主流でした。今でも使用されていますが、容量的に時代にあわなくなりつつあります。
exFAT
「exFAT」はExtended FAT(exFAT)といいます。
USBメモリ、SDカードなどのフラッシュドライブで使用されます。外部ストレージに特化したファイルシステムです。
NTFS・FAT32・exFATの比較
NTFS・FAT32・exFATの違いについて比較してみます。
NTFS | FAT32 | exFAT | |
最大ボリュームサイズ | 16EB | 2TB | – |
1ファイルの最大サイズ | 16TB | 4GB | 16EB |
FAT32は容量サイズ的にも現在の大容量時代には合わなくなっています。Windows10では通常NTFSを使用し、USBメモリやSDカードではexFATが主流です。
以上、NTFSとFAT32とexFATのザックリとした違い・比較でした。
コメント