オーディオインターフェイスはPC・スピーカー(コンポ)に接続して使います。
こんな人に向けての記事です。
- オーディオインターフェイスとPC・スピーカーのつなぎ方がわからない
- どんなケーブルを用意すればいい?
- スピーカーはコンポのスピーカーを使える?
今回は、オーディオインターフェイスをPC・スピーカーに接続するつなぎ方を紹介します!
オーディオインターフェイスをPC・スピーカーに接続する
オーディオインターフェイスとは
まずそもそも、オーディオインターフェイスとは何でしょうか?
● オーディオインターフェイスの役割
- パソコン →「デジタル」
- スピーカー・ヘッドホン →「アナログ」
- オーディオインターフェイスは「デジタル信号」を「アナログ信号」に変える装置
オーディオインターフェイスは「デジタル信号」を「アナログ信号」に変える装置です。パソコンは「デジタル」です。スピーカー・ヘッドホンは「アナログ」です。なので、「デジタル」を「アナログ」に変換しないと音が鳴りません。それをしてくれるのがオーディオインターフェイスです。
でも、オーディオインターフェイスがなぜ必要なのか?ってことです。
例えば、パソコンにパソコンスピーカーを直接つなげば音楽を聴くことはできますよね?でもパソコンスピーカーには大きな問題があります。音がショボいのです・・。正直、ひどい音です。それが、オーディオインターフェイスを介してそれなりのスピーカーで音を鳴らすと、音が格段に変わります。
つまり、より高性能なんですよね。音が良くなったり、マイクを使って録音ができたり。ここがオーディオインターフェイスが必要とされるところです。
オーディオインターフェイスとパソコンを接続するつなぎ方
それではさっそく、オーディオインターフェイスにパソコンをとスピーカー(コンポ)を接続してみましょう!
今回使用するオーディオインターフェイスは、Steinberg UR22Cです。
このUR22Cを例に、パソコン・スピーカーに接続してみましょう!
まずはオーディオインターフェイスとパソコンを接続します。
オーディオインターフェイスとパソコンはUSBケーブルで接続します。UR22Cの場合、付属のUSBケーブルをUR22CのUSB3.0に接続します。(Type-Cの方です)「POWER SOURCE」は電源のスイッチです。最終的には「USB」にしますが、この状態では「5V DC」の方に切り替えておきます。
パソコンにも接続します。パソコン側はUSB3.0、UR22C側はType-Cを接続します。(UR22Cの場合なので、お使いのオーディオインターフェイスにあわせてください。)
これで、オーディオインターフェイスとパソコンをUSBケーブルで接続することができました。
オーディオインターフェイスとスピーカー(コンポ)を接続するつなぎ方
次に、スピーカーを接続します。
オーディオインターフェイスはスピーカーにダイレクトに接続することもできるし、コンポにつながっているスピーカーを接続する事もできます。
[オーディオインターフェイス]===[スピーカー]
[オーディオインターフェイス]===[コンポ]===[スピーカー]
ここで初心者がつまづく注意点があります。オーディオインターフェイスとスピーカー(コンポ)をつなぐケーブルが少し厄介なのです。なぜなら、スピーカー(コンポ)によってコネクタが違うからです。
オーディオインターフェイス側は基本的にフォーンケーブル(太くて長いコネクタ)で決まっています。UR22Cもフォーンケーブルですね。でも、スピーカー側は様々で色々なコネクタがあります。
今回はスピーカーではなくコンポに接続します。スピーカーもほぼ同じなので参考にしてください。今回使用したコンポはRCAケーブル(細くて短い端子)です。お使いの環境にあわせてケーブルを用意してください。
ケーブルの種類1:RCAケーブル
片側がフォーンケーブルで、もう片側がRCAケーブルですね。こうしたケーブルはAmazonでだいたい買うことができます。
ケーブルの種類2:バラ
スピーカー(コンポ)側がバラ(先が針金みたいなもの)の場合はこのケーブルです。
ケーブルの種類3:フォーンケーブル
スピーカー(コンポ)側もフォーンケーブルの場合はこちらです。
コンポ・スピーカー・・・入力(INPUT)を使う
オーディオインターフェイス・・・出力(OUTPUT)を使う
コンポ(スピーカー)側はライン入力(INPUT)、オーディオインターフェイス側は出力(OUTPUT)に接続します。
これで、PC・オーディオインターフェイス・スピーカー(コンポ)を接続することができました。
オーディオインターフェイスのドライバーをインストールする
接続が完了したら、パソコンにオーディオインターフェイスのドライバーをインストールします。(オーディオインターフェイスによる)
ドライバとは別に、多くのオーディオインターフェイスにはDAWが付属しています。UR22Cの場合は、CUBASEが付属しています。DAWが必要な場合は、適宜インストールしてください。
オーディオインターフェイスの電源を入れます。UR22Cの場合、「POWER SOURCE」をUSBに切り替えます。
オーディオインターフェイスに電源が入るとランプがつきます。
パソコンで再生した音が鳴るかどうか確認してみてください。
オーディオインターフェイスにマイクをつなげばギター・ピアノの音を録音できたり、YouTubeの撮影としても使えます。DAWで本格的なオーディオ編集をすることもできます。
ぜひ、オーディオインターフェイスを使ってみてください!
今回使ったSteinbergのオーディオインターフェイス UR22Cとケーブルはこちらです。
以上、オーディオインターフェイスとパソコン・スピーカーに接続するつなぎ方でした。
● オーディオインターフェイスと一緒に使う機器
おすすめヘッドホン
参考ページ:MDR-7506をレビュー!(コスパ抜群のSONYのヘッドホン)
おすすめマイク
参考ページ:マランツ MPM-1000をレビュー!コンデンサーマイク
おすすめオーディオインターフェイス
参考ページ:UR22Cをレビュー!Steinbergのオーディオインターフェイス
コメント
こんにちは。初心者なのですが、オーディオインターフェースに接続するケーブルは端子の黒い線が一本のモノラルのではなく、黒い線が2本のものを使うように注意、との説明があったのですが、こちらの写真では黒い線が一本のものですよね?実際どちらを使えばいいのでしょうか?
私が持っているスピーカーは知人から譲り受けたEDIROLのMA-15Dという型で、右側のスピーカーにRCA端子左右二つ差し込むタイプです。