Windows10のライセンスの価格と違いは少々面倒です。
こんな人に向けての記事です。
- ライセンスの価格はいくら?
- 結局、どこで購入すると安い?
- Pro・Home・Enterprise・Educationの違いは?
- パッケージ版・ダウンロード版・DSP版・OEM版などの違いは?
今回は、Windows10のライセンスの価格と違いについて紹介します!
Windows10のライセンス価格について
4つのエディションの違い
Windows10には4つのエディションがあります。Home・Pro・Enterprise・Educationですね。
マイクロソフト公式:https://www.microsoft.com/ja-jp/store/b/windows
● 4つのエディション
- Home
- Pro
- Enterprise
- Education
4つのエディションの違いはこちらです。ライセンスの価格はマイクロソフトの価格になります。(2021年6月時点)
用途 | 価格 | 特徴 | |
Home | 個人 | 19,360円 | 一般の人が使う |
Pro | 個人 ビジネス |
28,380円 | リモートデスクトップが使える。 BitLockerで暗号化できる。 Hyper-Vで仮想マシンが使える。 ドメイン管理できる。 |
Enterprise | ビジネス(大企業) | – | アップデートを自由に選択できるLTSBが使える |
Education | 教育 | – | 学校などで使う |
HomeとProの違い
Windows10で一般の人が使用するのは、「Home」か「Pro」です。「Home」と「Pro」の違いは何でしょうか?
「Pro」の大きな特徴としては、
- リモートデスクトップが使える
- BitLockerで暗号化できる
- Hyper-Vで仮想マシンが使える
- ドメイン管理できる
という点です。これは「Home」にはない機能です。
ザックリ簡単にまとめるとこんな感じです。
● ポイント(HomeとProの違い)
- Proの方が機能が多い
- Proは別のパソコンを操作できる
- Proは暗号化・仮想化できる
- Proは企業で使う(便利なので個人で使う人も多くいる)
以上、Windows10 HomeとProの違いについて紹介しました。
4つの販売形態(パッケージ版・ダウンロード版・DSP版・OEM版)
Windows10のライセンスを購入する際、4つの販売形態があります。
- パッケージ版
- ダウンロード版
- DSP版
- OEM版
この4つの販売形態の主な違いはこちらです。
中身・特徴 | 購入 | |
パッケージ版 | USBメモリ・ライセンスキーが箱に入っている パソコンを変えても使える |
お店 インターネット |
ダウンロード版 | インターネットでライセンスキーを取得する パソコンを変えても使える |
インターネット |
DSP版 | 簡易包装されたDVD パソコンのパーツと一緒であれば買うことができる パソコンを変えたら使えない ただし、同時購入したパーツを流用すれば使える |
お店 インターネット |
OEM版 | メーカー製パソコンにインストールされている PCのリカバリDVD、リカバリ領域に入っている |
単独では買えない パソコンを買う |
この違いをザックリ簡単にまとめると、
● ポイント(パッケージ版・ダウンロード版・DSP版・OEM版の違い)
- PCを変えても使える →パッケージ版・ダウンロード版
- パーツを変えたら使えない →DSP版
- PCを変えたら使えない →OEM版
という違いです。
汎用的に使える「パッケージ版」「ダウンロード版」、使用制限のある「DSP版」、PCが限定される「OEM版」という違いです。
メディアの有無
「パッケージ版」と「ダウンロード版」の中身は同じです。ダウンロードして使うのが「ダウンロード版」、USBメモリなどのメディアがあるのが「パッケージ版」という違いです。
自作か?メーカー製パソコンか?
4つのライセンスは使用する用途によってどれを購入すればいいのか決まります。
- PCを自作する人 →パッケージ版、ダウンロード版、DSP版
- お店でPCを買う人 →OEM版(PC価格に含まれる)
自作する人は「パッケージ版」「ダウンロード版」「DSP版」ですね。
ライセンス価格
Windows10 Home・Proのライセンス価格はこちらです。(2021年6月時点)
ダウンロード版
オンラインコード版 | Microsoft | Amazon | ビックカメラ | ヨドバシ |
Windows10 Home | 19,360円 | 17,926円 | 19,338円 | 19,330円 |
Windows10 Pro | 28,380円 | 25,533円 | 28,370円 | 28,370円 |
パッケージ版
パッケージ版 | Microsoft | Amazon | ビックカメラ | ヨドバシ |
Windows10 Home | 19,360円 | 17,527円 | 19,280円 | 19,280円 |
Windows10 Pro | 28,380円 | 24,841円 | 28,380円 | 28,380円 |
Microsoftよりも大手ショップの方が価格は安くなっております。大手ショップを比較すると、Amazonが安いことがわかります。
Windows10をAmazonで買う方が、2,000円~2,800円も安い!
のです。これはお得ですね!Windows10はMicrosoftではなくAmazonで買うべきです。
ビックカメラ・ヨドバシは10%のポイントがつくので会員であればAmazonとほぼ同じとなります。でも、それなら最初から現金価格が安いAmazonの方がよいですね!
● パッケージ版
● ダウンロード版
Amazonでライセンスを購入すると便利
Windows10のライセンスを購入するのは、だんぜんAmazonがオススメです!
Windows10のライセンスキーを忘れたら、Amazonのライブラリのページを見ればいつでもライセンスキーを確認できるので、とても便利です。
こちらからライセンスキーを確認できます。(下図はOfficeですがWindowsも同様です)
ライセンスキーを自分で管理するのが不安な方は、Amazonのダウンロード版(オンラインコード版)をオススメします。
まとめ
Windows10 のライセンスの価格と違いをまとめます。
- Windows10 HomeよりProの方が機能が豊富
- DSP版・OEM版は使用制限がある
- パッケージ版・ダウンロード版は使いやすい
- Windows10 Home・ProのライセンスはAmazonが安い
- オススメはリモートデスクトップが使える「Windows10 Pro ダウンロード版」をAmazonで買う
以上、Windows10のライセンスの価格と違いでした。
● ダウンロード版
● パッケージ版
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